我が家の黒猫の長兄ポッチさんが、ここ数日ご飯を食べずにグッタリした日が続いてました。
もしかしたら、義母が台所にあった玉ねぎを食べたかもという事を言っていたので、それはヤバイねという事になり、急いで病院へ。
なぜ玉ねぎが猫にとって危険なのかを今回の体験を通じて改めて考えてみました。
猫にとって玉ねぎを食べるのがなぜ危険なのか?
猫を飼っている人の間では、ほぼ常識とも言えるであろうネギ中毒。
玉ねぎ、長ネギ、ニラなどのネキ属に分類されるものには、「アリプロピルジスフィド」という成分が含まれているようです。
いわゆる、ネギ類独特のネギ臭を発生させるのがこの成分です。
このアリプロピルジスフィドですが、猫の体内に入ると赤血球に含まれるヘモグロビンを「メトヘモグロビン」という物質に変化させるそう。
このメトヘモグロビンというものによって貧血を起こしてしまい、最悪死に至るケースがあるため、猫にはネギ類を食べさせてはいけないと言われています。
玉ねぎを食べるとどんな症状が出るのか?
実は全ての猫が玉ねぎを食べたからといって貧血の症状が出るわけではないようです。
今回も、おそらくポッチさんが食べてたということは、他の4匹の猫も食べていた、あるいは舐めていた程度はあったと思います。
具体的な初期症状としては、まず一定の箇所にうずくまって元気がなく、食欲もない状態が見られます。
まあ、これは猫が何か調子が悪い時のサインなので、この時点では判断できませんが、下痢や嘔吐、あるいは発熱を併発しているような時は可能性が疑われます。
現に今回ポッチさんも病院に連れて行った時、普段よりも高熱でした。
血液検査の結果は、それほど異常値を示さなかったため、今回は玉ねぎが直接的な原因だったかはわからなかったですが、改めて注意が必要だなと感じましたね。。。
まとめ
数日調子が悪かったポッチさんもとりあえずビタミン剤を処方されて2日目にはいつもの様子に戻りホッとした私と嫁と義母。
猫って衰弱の進行が人間よりも圧倒的に早いので、こういう時は考えるよりも、出来るだけ早く病院に連れて行くという行動が大事です。
猫が7匹いると、ここら辺の管理が大変ですが、みんな元気でいて欲しいので頑張ろう。