今年、お盆が近くなると「おぼんだま」と書かれた夏らしい柄のポチ袋を見かけるようになりました。
これは「お盆玉」というもので、どうやらお盆に使用するポチ袋のようです。
でも、正直このお盆玉ってなんのことなの?お年玉みたいなものなのかな?
と、いまいち渡す相場もよくわかりませんし、もしかしたら最近では一般的に行わなければいけないものだったのかもしれない。
と、なんだか不安になってしまいました^^;
そこで今回はお盆玉について色々と調べたことをまとめてみました。
お盆玉とは
お盆玉とは、お正月に渡すお年玉と同様で、お盆休みなどに孫や親せきの子供に渡すお小遣いのことです。
元々は江戸時代、山形県の一部地域が発祥と言われているもので、全国的なものではありませんでした。
しかし山梨県に本社のある会社がお盆玉のポチ袋を販売し、その後郵便局がお盆玉袋を販売。
その他のメーカーからさまざまな種類のお盆玉袋が販売されたのをきっかけに、認知度の高いものになりました。
この「お盆玉」というのは造語で、すでに商標登録もされているんですってΣ(゚Д゚)
ただ、基本的にお盆玉を誰に渡すのかは厳密には決まっていませんが、
普段会えない孫や子供に祖父母が渡したり、子供が久しぶりに帰省したお盆の日に心づけとして両親にお渡しする場合もあります。
また、お盆玉を渡す日にちも、正式に決められていませんが、お盆に帰ってきた孫や親せきの子供たちのために8月12~15日あたりを目安に渡しすのが一般的となりそうですね。
お盆玉の相場について
お盆玉の習慣はまだ広まって間もないものなので、金額の相場に決まりはありません。
しかし、学年や年齢を考えてお年玉同様の金額から、少し少ないくらいの金額を目安に包むのが妥当です。
孫や親せきにお盆玉を渡す場合は、
・未就学児のお子さんに渡す場合の相場→1,000~2,000円
・小学生のお子さんに渡す場合の相場→3,000円
・中学生のお子さんに渡す場合の相場→5,000円前後
・高校生のお子さんに渡す場合の相場→5,000~1万円前後
お年玉と同じように考えるのであれば、ここら辺の金額を渡すのが相場となりそうです。
どうやって相場が決まっていくのか、それはそれで楽しみでもあり、大人としては怖くもありますね^^;
おすすめのお盆玉のポチ袋3選
お盆玉を包むときのポチ袋も調べてみたんですが、たくさん種類があるんですね。
自分への参考がてら、おすすめのポチ袋を3つほどピックアップしてみましたのでご覧ください。
お盆玉のポチ袋を広めるもとになったマルアイから販売されているお盆玉のポチ袋です。
金魚と花火の柄のポチ袋2枚組で、箔押しされているポチ袋のため豪華なつくりになっているため、心づけや子供へのお小遣いにぴったりです。
男の子向けのポチ袋で、とてもシックなつくりになっているため、高学年以上のお子さんにぴったりなデザインです。
思春期の男の子に子供っぽいデザインで渡すのはちょっと・・・と考えている場合にはぜひシックなポチ袋に入れて渡してあげてください。
小さいお子さん向けのポチ袋です。
可愛いくまさんのポチ袋には、可愛いシールもセットになっているためお孫さんや親せきの小さなお子さんにぴったりです。
まとめ
お盆に渡すお盆玉という習慣は、最近になってから知られているものですが、
昔からお盆に子供を連れていくと、祖父母が必ずポチ袋にお金を包んで渡してくれる地域もあるようですね。
そうした一部地域だけの習慣だったものが、これだけ知名度が上がってきていますので、ほんと近い将来お盆玉は一般的なものになり得るかもしれませんね。