新燃岳が2011年以来、6年振りに噴火をしました。
ふみーにょが住む地域からそう遠くないので、被害の状況が心配ですね。
そこで今回は新燃岳の現在をテーマに噴火の状況や入山規制の情報をまとめてみました。
噴火警戒レベルは現在どうなっている?
2017年10月5日に小規模な噴火の恐れがあるため、噴火警戒レベルを1から2に引き上げられました。
そして、それから6日後の11日におよそ6年振りの噴火を受けて噴火警戒レベルは3へとさらに引き上げられました。
この噴火警戒レベルですが、段階ごとにどのように違うかというとこうなっています。
- レベル1:活火山であることに留意
- レベル2:火口周辺規制
- レベル3:入山規制
- レベル4:避難準備
- レベル5:避難
記憶にも新しい2014年に58名の登山者が死亡した御嶽山が噴火した時の噴火警戒レベルは1で、活火山としては平常の状態であったとされています。
今回の新燃岳の場合は、噴火歴のデータが新しいこともあり、早めの予測と警戒の対応が出来たという事は、とても評価できる点でしたね。
新燃岳ってどこにあるの?
ふみーにょは同じ活火山である桜島の情報は毎日のようにチェックしているんですが、新燃岳は少し距離があるので普段あまり馴染みがないというのが正直な所でした。
「宮崎だっけ?鹿児島だっけ?いや、熊本じゃないよね・・・」汗となることもしばしばだったため、この機会にきちんと調べてみました。
私が迷っていたのはあながち間違いではなかったようで、新燃岳は鹿児島県と宮崎県の県境に位置する場所にあります。
測量の基準とされる三等三角点は鹿児島県となるため、鹿児島県霧島市に位置しますが、尾根筋の方は宮崎県の小林市にかかっています。
標高は1,421mで日本全国にある活火山の中では比較的低い部類の山となります。
新燃岳の過去の噴火歴について
今回6年ぶりに噴火した新燃岳ですが、過去の噴火歴を調べてみると、10万年以上前から活動があったとも言われています。
歴史上の記録として記された1716年の享保噴火から数えても今回で大規模な噴火は5回目。
小規模な噴火を含めると常に噴火と隣り合わせの生活といっても良いほど活発的に活動している山であることがわかります。
この記事を書いている現在も周辺では灰が降り積もった様子がニュースで流れていますが、被害が拡大しない事を祈るばかりです。
また、火山が噴火すると、やっぱり地殻変動がおきてるから心配ですね。
かの東日本大震災の余震の一環か。記憶に新しい熊本地震の影響によるものかは定かではありませんが、この機会に改めて防災対策の意識を高めていきたいものですね。