この記事を書いている今は、2017年の台風21号真っ只中。
1959年に甚大な被害をもたらした伊勢湾台風と進路が似ているから非常に警戒されている超大型台風です。
テレビをつければ、どこでも台風情報がやっていますが、台風の時って熱帯低気圧やら温帯低気圧に変わったなど、耳にすることが多いですよね。
ふみーにょもよく違いがわからなかったので、どうせ外に出られないので、この機会に詳しく調べてみることにしました。
熱帯低気圧とは
今まで私は「熱帯低気圧=台風」と思っていたんですが、正確には熱帯から亜熱帯地方の海上で発生する低気圧の事を熱帯低気圧といいます。
台風は、その熱帯低気圧内の最大風速が1秒間に17.2m以上になったものを指すらしいんですねφ(..)メモメモ
台風とサイクロン・ハリケーンの違いって
では、日本では台風っていうけど、アメリカの方ってハリケーンとかサイクロンが発生したとか言うじゃないですか。
あれってどう違うんだって気になったので、ついでに調べてみると、熱帯低気圧が発生した海洋上によって呼び名が違っているようです。
- 台風:北西太平洋
- ハリケーン:大西洋北部・南部、太平洋北東部・中部
- サイクロン:インド洋北部・南部、太平洋南部
ちなみにハリケーンは1秒間に33m以上のものを指し、カテゴリー1~カテゴリー5まであります。
カテゴリー1でも台風でいう「強い台風」にあたるため、非常に強い熱帯低気圧の事を指していることがわかりますよね。
そりゃあアメリカで甚大な被害が出るのも頷けるわ、と思ってしまいました。
温帯低気圧とは
一方で台風が東北から北海道くらいくると、「温帯低気圧に変わりました」という言葉を耳にするようになると思います。
なんとなく、ああ台風じゃなくなったんだなあと素人感覚でも思いますよね。
正確には、前線があるかないかという所が熱帯低気圧と温帯低気圧の違いだそう。
熱帯低気圧は暖気のみで形成されるため前線を伴いませんが、温帯低気圧は暖気が寒気が入り交じることで出来る低気圧のため、前線が出来るということ。
前線が出来るタイミングで台風が温帯低気圧に変わる
と覚えておくといいわけですね。
まとめ
以上が熱帯低気圧と温帯低気圧の違いでした。
気をつけておきたいのは、温帯低気圧は低気圧としてはエネルギーを使い果たしているとはいっても、すぐに台風の定義である17.2m/sの風速未満になるとは限らないこと。
完全に消滅するまでは決して油断してはなりませんよ!
そして今、風の影響で玄関先の鉢が倒れて割れましたΣ(゚Д゚)
皆様も台風情報に十分耳を傾けて、よっぽどの事情がない限り、外出は控えるようにしてくださいね。