インフルエンザって高熱のイメージが強いですが、咳を伴う事も少なくありません。

今回はインフルエンザ時の咳について特徴から、まれに酷くなると発展してしまう病気があることなども含めてまとめてみました。

インフルエンザ時に出る咳の特徴とは

インフルエンザの咳は非常に重く、食べ物や飲み物がのどに詰まったような咳が出ると言われています。

もしも、抑えようとしてもなかなか抑えられないような、こみ上げる咳が出る場合には風邪ではなくインフルエンザに感染しているかもしれないと疑った方が良いかもしれません。

また、人によってはのどの痛みがなかったのに急に咳が出始めた・・・という症状の場合もあります。

インフルエンザの症状は風邪の症状とは若干違い、急激に咳の症状が重く出てしまう、38度以上の高熱が出てしまう、など全身症状が出るのが特徴と言われています。

そのため、

・インフルエンザが流行していると言われている時期に風邪に似た症状がある

・こみ上げるような重い咳が出る場合

・38度以上の高熱と咳など全身症状が出る場合

など、このような場合は、インフルエンザウイルスに感染しているかもしれない、と疑って早めに病院を受診するのがおすすめです。

少しでも咳を楽にするための対処法

長く咳きこんでいると非常につらく、少しでも咳の症状を和らげたいと思いますよね。

そこで、咳に効果的と言われている方法をいくつかご紹介します。

加湿器を使用する

風邪や喘息の症状と同様で、インフルエンザの咳もやはり部屋の空気が乾燥しているとつらいです。

そのため、少しでも咳の症状を和らげるために加湿器を使用して、適度に室内の湿度を上げましょう。

もしも、加湿器がない場合には濡れたタオルを室内に干しておくだけでも部屋の中は加湿されますよ。

できるだけ横向きになる

仰向けの状態で眠っていると、咳きこんだ時に苦しくなってしまう場合があります。

そのため、寝る体制は横向きにして、咳きこみそうになった時に体を少しだけ丸め込むようにすると咳の痛みや苦しさが緩和されます。

はちみつを少しずつ舐める

こちらは民間療法になりますが、はちみつを舐めるとのどの痛みが緩和されます。

ただし一時的に緩和されるだけで、咳がすぐに止まるわけではありません。

また、はちみつを使ってレモネードや大根はちみつシロップなどにして、お湯や水で飲むのもおすすめです。

かりんシロップ

もしもご自宅でかりんシロップを作っていれば、こちらもおすすめです。

通販でも最近は多く販売されているので、インフルエンザが流行する期間は常備しておくのもいいですね。

かりんには咳止め効果もあるため、シロップにしてのどが痛いときや咳が酷い場合に飲むと一時的に楽になります。

かりんシロップを飲む場合には、お湯や水などで薄めて、少しずつ飲んでくださいね。

咳だけがずっと止まらない?気をつけたい肺炎や喘息への発展

インフルエンザの場合、発病後5~7日程度で解熱されると言われていますが、このような場合でも咳が続く場合もあります。

これには、多数の原因が考えられます。

・インフルエンザによって免疫力が低下して合併症を引き起こしている可能性

・もともと気管支炎や喘息などを持病で持っている場合

・高齢者や妊婦、年少者の場合

このような場合には、熱が治まって動けるようになっても咳が止まらないことがある可能性があります。

では、熱が下がっても止まらない場合に考えられる病気をいくつかご紹介します。

肺炎

年齢に問わずインフルエンザの合併症として起こる可能性のある病気で、とくに高齢者や慢性の病気を持っている場合に肺炎になると、治りにくいと言われています。

肺炎は高熱が出ると言われていますが、高齢者の場合は高熱が出なくても肺炎になっている可能性があり、自覚症状がないまま放置して悪化してしまうケースもあるため、気を付けたい病気です。

また、肺炎の特徴として、

・肺炎の特徴としては胸が苦しくなる

・脈拍が早くなり苦しくなる

・重症の場合は唇や顔が紫色になるチアノーゼが出てしまう

・痰の出ない乾いた咳が続く

・黄色や緑色っぽい痰が出る

などの特徴があると言われています。

気管支炎

慢性の気管支が持病で持っている場合でも、持っていなくても急性気管支炎になる可能性もあります。

一般的には、気管支の粘膜に炎症が起こり、咳や痰が出る場合には気管支炎と判断される場合が多く、肺炎のようにレントゲンで影が見当たらない場合に気管支炎と判断されると言われています。

気管支炎の特徴として、

・コンコンという軽い咳が続いて収まらない

・咳が長く続いて痰が出るようになる

この2つの特徴がありますが、この症状は風邪の症状にも似ているため気管支炎だと気が付かない場合もあります。

この気管支炎に気が付かずに放置して悪化してしまうと、喘息や肺炎に移行する場合もあると言われているため、とても危険です。

喘息

インフルエンザがきっかけで喘息の症状がひどくなる場合もあります。

持病で喘息を持っている場合や、子供の時に小児喘息になっていた場合にもインフルエンザにかかることで喘息の症状が出てしまう、または悪化してしまう可能性もあると言われています。

喘息の主な症状は、

・痰が出る咳が続く

・胸が苦しくなる

・息を吐くとゼーゼー・ヒューヒュー・ゼコゼコといったいつもとは違う呼吸音になる

・呼吸機能の低下

・夜に眠ろうとすると激しく咳きこんでしまう

など、多くの症状が出るため、解熱した後も咳が酷い場合にこれらの症状がある場合、医師の見解として喘息の可能性も考えられるとされています。

この喘息ですが、放置して悪化すると呼吸困難になる場合もあるため非常に危険です。

そのため、上記のような症状が現れる場合には十分に注意してください。

まとめ

このように、高熱が治まったのに咳が止まらないような状態が長く続く場合には、気管支炎や喘息、肺炎などの合併症になってしまう可能性もあり、とても危険です。

そのため、熱が下がっても咳が酷いような場合には放置せず、早めに病院を受診してくださいね。