相変わらず熱の冷めないビットコイン、いわゆる仮想通貨の熱。
最近では各方面の評論家たちがメリットだけじゃなく、デメリットも語るようになってきましたが、果たしてどんなデメリットがあるのでしょうか。
仮想通貨は限定された通貨である
まずはビットコインを使うという点でのデメリット。
ビットコインは一般的な通貨(円とかドルとか)のように、その国だったらどこのお店でも使えるわけではありません。
使用できる条件は、
- インターネット環境があること(スマホやPCなど)
- ビットコインのアカウントを双方が持っていること
- ビットコイン取扱店であること
この3つが必要です。
じゃあ、現在どのくらい日本にある実店舗で使えるのかを調べましたが、2017年現在では約230社~250社ほどと言われています。
誰もが知っている有名所で言えば、
- DMM.com(ネット通販)
- ビックカメラ(家電量販店)
- メガネスーパー(メガネ専門店)
こんな所くらいでしょうか。
正直、まだ普及しているとはいえない状況ですが、今後のビットコインの拡大と価値によって、ここら辺は変わってきそうですね。
管理者がいない事が大きなデメリットにつながる
次に通貨としてのセキュリティ面についてデメリットを見ていきましょう。
ビットコイン最大の特徴は、管理者がいない通貨であること。
つまり、国や銀行などに依存していない事がメリットであり、盗難や損害に合った時に保障がないというデメリットになりえます。
セキュリティ面は、インターネットの利点を活かしたブロックチェーンによって二重決済や改ざんなどが出来ない仕組みで、
かつ、任意の人がマイニングという作業によって正当な取引が行われる事を維持していると言われていますが、組織化していない事による歪が心配だな、というのが率直な感想ですね。
まとめ
このようにメリットもあればデメリットもあるビットコイン。
ここ1年も満たない間に、価値が急激にあがってる事ばかりにフューチャーされがちですが、それは元を正せば元本保証がないという事の裏付けですね。
今から参入しようとする方も多いですが、二番煎じであることを十分に理解してビットコインの知識を深めておく必要があると感じた、ふみーにょでした。